三浦市 投票区を改正 地域の実情に合わせ変更
三浦市選挙管理委員会はこのほど、市内の投票区の見直しを行い、21あった投票区を20に改正し、一部の投票所も変更した。（）内の数字は投票区。
三浦市は、投票区、投票所の設置基準として国の基準をもとに【1】投票区は区（自治会）単位を基準とし、中央付近に投票所を設置する（設置できない場合は地域の実情に合わせた投票区を設置する）【2】１投票区の有権者数は３千人以内を目標とする【3】投票所までの距離は最も遠い有権者の自宅までの距離は３千ｍ以内とする【4】投票所は出来る限りバリアフリー化された建物を使用するなど、４つを定めている。
市は、近年の人口減少や高齢化に伴う市民の利便性、投票所として使用している建物の廃止などに対応するため２０１１年7月から投票区や投票所の見直しを進めてきた。今回の改正は、さらに市の状況に対応するためのもの。
改正後の投票区では、日の出消防団詰所（１）と花暮会館（２）を投票所としていた三崎１丁目から５丁目は、（仮）仲崎会館（１）に統合（三崎５丁目の一部は白石区歌舞島会館）される。廃止される市勤労市民センター（５）を投票所としていた尾上町、天神町、諸磯は、尾上町と諸磯が（仮）尾上町コミュニティホール（４）に、天神町は三崎中学校体育館（２）になる。旭小学校体育館（20）は、投票区を（10）に変更、対象区域は上宮田（第11投票区上宮田の一部を除く）となる。名向小学校体育館（21）は投票区を（６）に変更、対象区域は変更無しとなる。
選挙管理員会事務局では「今回の改正は、有権者の地区別の人数、年齢、利便性など地域の実情を考慮しておこなった。投票所となる施設の変更もあるため確認を」と話している。
改正後の投票区は今年の６月１日以降に公示、告示される選挙からの適用となる。詳細は市のホームページを参照。問合わせは政策経営部秘書課【電話】０４６・８８２・１１１１まで。
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