「まちカル」の火を消すな 市民ら活動に向け始動
2012年度で終了した三崎全体をまるごとカルチャーコンテンツで埋め尽くす「まるごとカルチャー@三崎(まちカル)」を、このまま終わらせてはいけないと市民ら有志が集まり今後を話し合う会合が8日に行われた。
「まちカル」は、「観る」「買う」「参加する」「体感する」という市民参加型のイベントを通じて町の活性化に繋げようと、県の補助金を受けて三浦市とNPO法人が中心となり2011年に初めて開催された。2年間で4回開催されたまちカルには、音楽ライブや陶芸、コスプレコンテスト、プロの漫画のテクニックを教わるコーナーなど回数を重ねるごとにジャンルは広がり、市民活動の繋がりも強まった。
まちカルは一定の効果を見せ事業は終了したが、市民ら有志の間でこの繋がりを閉ざすのはもったいないという声が上がり、今回の集まりとなった。
8日の会合には、約20人の有志が参加した。まちカルがなぜ回数を重ねるごとに盛り上がりをみせたのかなどを検証しつつ、これからどういったスタイルで行うのが良いのかなどが話し合われた。
参加者から、「勝手連的なスタイルで進めたほうが良いのでは」や「市も何かしらの形で応援してもらえたらやりやすくなる」などの意見が出た。進行役を務めた市民協働課の石川博英さんは「まちカルが新しい形となり、新たな一歩を踏み出すような気持ち。まちカルを通じて得た良さを生かしたものができればいい」と話す。
新たなイベントの名称は「三崎開港祭」に決定、開催日は9月28日(土)、29日(日)となった。現在、イベントの中身など詳細を詰めている。
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