三浦版 掲載号:2013年9月20日号
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9月29日南下浦市民センターで発表会を開催する「あおぞらウクレレ」の講師を務める 今野 幸治さん 南下浦町在住 72歳

「継続は力なり」を信条に

 ○…「ブルーハワイ」、「瀬戸の花嫁」などハワイアンや耳馴染みの16曲をウクレレと卓上型ギター「スティールギター」で演奏する。発表会は、あおぞらウクレレの生徒にとって練習の成果を披露する場として貴重な舞台。自身は、スティールギターで参加する。「こんな音が出るんだよ」とギターの前に立ち演奏。軽やかなタッチと渋い歌声が部屋に響く。音域の広いギターが奏でる音と独特の優しい音色のウクレレの共演は聴きどころだ。発表会には友人のバンドも参加。「楽しいものになるよ」と軽やかな口調でアピール。

 ○…出身は宮城県。中学を卒業して、集団就職で東京へ。15歳で上京。右も左も分からない都会での暮らしに「寂しさから最初は何度も帰りたいと思った」と当時を振り返る。工場務めの後、映画技師に転職。スティールギターとの出会いはその頃。映画に出演していた音楽グループ和田弘とマヒナスターズが華麗にスティールギターを演奏する姿に一目惚れ。早速、楽器店に行くが、スティールギター3千円に愕然とした。当時給料は5千円の氏にとっては高嶺の花。毎日仕事帰りに店に寄り、飾られているギターを見るだけの日々を数カ月続けた。情熱は店主に通じ、分割で譲ってくれた。「嬉しさと感謝の気持ちは今も忘れない」。

 ○…8年前、音楽の楽しさを多くの人に体感してもらおうと、初心者でもすぐに習えるウクレレ教室を三浦で開いた。「正確に、丁寧に弾く。基本が出来ていないと上達しない。生徒には上手になってもらいたいから」。継続は力なりを信条にしている。

 ○…音楽に関しては「少し頑固なところがあるかな」と自己分析。それも良いものを作り上げたいという思いの表れ。同会は、老人ホーム慰問や祭事などに参加、活動している。曲は演歌からハワイアンまでレパートリーは広い。「観客の笑顔が私たちの喜び」と優しく微笑む。
 

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