桜の三浦海岸へようこそ まちなみ事業協議会副会長 長島満雄さん
市民有志で作った三浦海岸まちなみ事業協議会の副会長でもあり、三浦海岸駅前で寿司店を営む長島満雄さんは、今年も順調に育つ桜の木に目を細める。
同協議会メンバーとともに、冬の三浦海岸に観光客を呼べるイベントを開催しようと早咲きの河津桜植樹実現に向けて奔走した。
河津に行き、苗木を分けてもらい2000年に植樹してから14年が経った。今では、冬の三浦の風物詩として、多くの観光客の目を楽しませている。「一人ではできない。仲間がいたから今がある」と感慨深く話す。長島さんは、メンバー約60人の中では最高齢。しかし、アクティブでアイデアマンとして頼られる存在だ。
三浦海岸を桜の名所にし、観光客を楽しませたい―多くの仲間の共通の思い。定期的に手入れをし、見られるようになったのは植樹から約6年後のこと。「咲くのがわかっていても、満開になるまでは少し心配。最後には咲いてくれてありがとう、そんな気持ちかな」と微笑む。
桜を見に来てくれる観光客を迎え入れる側として、まだまだ整えていかなければいけないことがあるという。「車で来る観光客のための駐車場の確保など、まだ課題はある。三浦に来て良かった、また来ようと思ってもらえるように、地域の人と協力して整えていきたい」と話す。
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