三浦版 掲載号:2014年2月21日号 エリアトップへ

1月末から学童野球チーム「三浦シーガルズ」の監督をつとめる 蛭田 岳志さん 南下浦町在住 44歳

掲載号:2014年2月21日号

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野球の楽しさを伝えたい

 ○…「引き受けるべきか迷ったが、私がやらなければという気持ちのほうが上回った」と当時の心境を語った。昨年末、三浦シーガルズは存続の危機にあった。代わりの監督が見つからなければ、チームの存続に関わる問題となる。子どもたちにも動揺が走った。誰か監督を引き受けてくれる人はいないか、子どもたちは一生懸命探した。そこで白羽の矢が立った。自身も子どもの頃に所属していた。「チームが消滅するかもしれないと聞いたとき、寂しさを感じた。自分が役に立つなら」

 ○…少年時代から今も野球を続けている。「凄くうまいわけではないよ」と笑う。三浦シーガルズは小学2年の時に入った。当時は「サッカーより野球」と振り返る。友達と一緒に入部。「野球の楽しさを知ったのもその頃かな」。高校の時、部員不足で試合に出られない時期もあったという。それでも辞めなかった。なぜ続けてこられたのか。「立派なことは言えないけど、ただ好きなだけだよ」

 ○…「子どもたちに教えるというのは本当に難しい」とうつむく。指導者としての立ち振る舞いに少し戸惑いも。「基本の指導を心がけている。そして楽しくないと続かない。野球が面白い、と感じてもらうことが大事」と、今までの経験を糧に指導にあたるという。メンバーは小学1年から6年生まで。実力はもちろん、意識の差は年代で違う。「バランスをとるのが難しい」と明かす。それでも引き受けたからには全力で臨む、これが本心。

 ○…横須賀市役所に勤務。練習は土・日曜日。自分の時間はなさそうだが「充実している」ときっぱり。小学三年の息子はサッカーをやっているとか。「スポーツをやってくれれば何でもいいよ」と苦笑い。野球を通して協調性や気遣い、思いやりの心を育んでほしいと願う。「私も野球を通じて多くを学ぶことができた。その恩返しかな」と前を向く。

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