中学校利活用に再度要望 三浦まちづくりの会
昨年11月、統合後の三崎中学校跡地利活用についての提案書を市に提出した三浦まちづくりの会(田中健介会長)は7日、具体的な利用案を示さない市に対して再度要望書を提出した。
同会は、これまでに市民レベルで同校の利活用について検討会を重ね「城山地区に市役所機能の配置」、「既存施設の利用」、「防災機能と地域コミュニティ機能の充実」を主な柱とする利活用案をまとめ、昨年11月に市に提出し実現を求めた。しかし、その後市は具体的な動きが示されないことから今回の再提出となった。
当日、田中会長は昨年11月におこなった市民まつりでのアンケートで、校舎や体育館を市民のためにそのまま利用するという意見が9割近くあったことを説明。既存施設を市民のために活用することを改めて市に要望した。対応した杉山実副市長は「進行が遅いという指摘に対しては認める。市としては、城山地区全体の将来計画を考えており、現在庁内で立ち上げた検討会で進めている」と現状を説明した。
田中会長は「市民まつりの時に得た声を市に伝えたいという気持ちがあった。一歩でも進展があれば」と話している。
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原画ずらり上村一夫展3月29日 |
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