三浦市世田谷区 災害時設備利用協定を締結 一時避難所として使用も
三浦市は、東京都世田谷区と「災害時設備等利用協定」を締結。1日、うらりで調印式が行われた。
世田谷区は、市内南下浦町金田に保有する三浦健康学園跡地に、地球温暖化対策等の観点から太陽光発電所「世田谷区みうら太陽光発電所」をかねてより建設、このほど完成した。今回、同発電所の開設にあたり市と区は、市内に地震や津波など災害が発生した場合「発電所内の一時避難場所としての使用」、「発電所の電源を非常用としての使用」を定めた協定を結んだ。
調印式で吉田英男市長は「学園跡地をこのような形で利用することは素晴らしいこと。非常時に活用できることは市にとって大変ありがたい。これを機に、市民レベルでの交流ができれば」と話した。保坂展人世田谷区長は「今後、関係のある自治体とこのようなつながりを拡大させていきたい」と話した。
三浦健康学園/1964年、市内金田にぜんそくなどの健康に不安のある子どもたちが三浦の自然を活かした環境で学ぶことを目的に世田谷区が設置。2005年までの41年間利用されていた。
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