第2回三崎開港祭 物、食、文化、アートが結集 4月26日・27日 海南神社他
昨年初めて三崎でイベントやワークショップ、フリーマーケットを行っている様々な団体がひとつに集約し開催された三崎開港祭。第2回が4月26日(土)、27日(日)に開催される。三崎開港祭実行委員会主催。
今回のテーマは「交易・マーケット」。メイン会場の海南神社マーケットで注目は、市内の子どもたちが出展する「こどもマーケット」だ。ブースを出すのは「三浦de遊び隊」の子どもたち。同隊は、三崎を探検したり、レクリエーションをしたりと体験をテーマに、三浦で活動をするグループ。ブースでは、給食で出るソフト麺を使ったメニューを販売する。具体的な味は当日のお楽しみだという。この日のために試食会を事前に行い準備も万端だ。
多種なマーケットが出展
同祭では、出展資格は40歳以上の男性という渋い商品が並ぶ「oyaji market」、パンやケーキそして和菓子まで小麦を使った食品を販売する「小麦マルシェ」、三浦半島の畑と海の食材が集まった特設直売所「三浦のおやさい」、ハンドメイドの作品が並ぶ「手作り作品市」、三崎と民間交流が盛んな香川・小豆島のクリエイターたちによる「サヌキメイド展」がお目見えする。また、定期的に三崎で開催している三崎下町がらくた骨董市の会「MISAKI MARKET」や手作りの器などを販売する「うつわとくらしSol」による「メルシーイチバ」も行われる。
アート展も開催。日の出地区在住の彫刻家「大菊昭治」展、唯一無二の鉄作品を発表する香川「槙塚登」展も見逃せない。
開催は、午前10時から午後5時。会場は、海南神社、三崎港周辺。詳細は、三崎開港祭特設のホームページを参照。
港町で交易しよう
「三崎は様々な土地の人が行き交い独特の気質を形成してきた。豊かな自然で培われた楽天性と時代の盛衰によって養われた哀愁性が混じり、三崎は特異な魅力を放っている。それは三崎ならではの大切な個性」と同実行員会のスタッフは三崎を表現する。この気質の原点にあるのは、来る者拒まず去る者追わず、モノは売るが媚は売らないという気高い港町の精神。あえて開港と銘打ち、誰でも出入り自由な交易をすることで新たな三崎らしい祭りを作ろうという思いから開港祭が生まれたという。石毛浩雄同祭実行委員長は「三崎ならではの交易文化を形成していきたい。人とのやりとり、交流を楽しんでほしい」と話す。
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