白秋の功績、伝え残す 10日 城ケ島で碑前祭
三浦三崎に深く親しみ「城ケ島の雨」など数多くの名作を残した詩人北原白秋の功績を末永く伝えるために開かれている「第37回みさき白秋まつり」が7月10日(木)から城ケ島を中心に実施される。三崎白秋会・三浦市観光協会城ケ島地区主催。
白秋が三崎にいた時期は、1913年から翌年までの1年間。年齢は28歳。短い期間だが、白秋にとってその後の約30年間にわたる作家活動に決定的な転機をもたらした重要な時期がこの三崎時代と言われている。それは、白秋が生前に歌碑を建立したのが城ケ島(三崎町)と見桃寺(白石町)に限られていることでも伺い知ることができる。
白秋まつりは、10日(木)午前10時から城ケ島の白秋詩碑前を会場に碑前祭開催で幕を開け、9月21日(日)は城ケ島第2駐車場を会場にすすき祭り、11月1日(土)から30日(日)は白秋記念館で白秋特別展、11月3日(月)は短歌大会及び記念講演(城ケ島京急ホテル)と俳句大会(城ケ島漁村センター)、11月24日(月)は白秋スタンプラリーなど記念行事が予定されている。詳細・問合わせは、市観光商工課【電話】046・882・1111
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