「浮いて待つ」を学ぶ 児童、プールで実践
「放課後児童クラブひまわり」の児童23人は先月30日、初声中学校のプールで市消防職員から溺れた時のための対応方法などを学んだ。
同クラブでは、毎年夏にプール遊びを行っており、3年前から水の事故防止に向けた対処方法を市消防の協力のもと実施している。当日児童は、着衣のまま溺れた場合の対処方法を学んだ。消防職員は「溺れても慌てないこと。体を仰向けで大の字の姿勢をとって」と児童に指示。児童はプールで体が浮くことを体験した。また、ペットボトルを使って浮き輪代わりに使う方法も伝授。「ペットボトルはお腹か胸の位置に抱えて助けを待つように。体力消耗を防ぐためにも泳いだり、暴れたりしないこと」と消防職員の指導を受けながら児童は実戦していた。 男子児童は「簡単に体が浮いた。何かあったら学んだことをやる」と話した。同クラブの伊集喜代子さん(リーダー指導員)は「経験し体で覚えることは大事。万が一、事故があったときに対応できるようになってもらえれば」と話していた。
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