議会改革取り組みを説明 3地区で報告会
三浦市議会は、市内3地区で初めて議会報告会を開いた。
報告会開催は、今年4月1日から施行された議会運営のありかたなどを定めた「議会基本条例」のひとつ。議会活動に関する情報を市民に直接提供し、説明責任を果たすとともに、報告会を通じて出た提言を今後の議会活動に反映させていこうというもの。
18日、潮風アリーナで開かれた報告会には市民15人が参加した。岩野匡史議長は「市民から議会活動が見えないという声を頂く。これから議会活動で市民と議会の距離感を縮めていきたい」と語った。
報告会では、基本条例制定後の議会改革の取り組み説明や2013年度決算審査についての説明などパワーポイントを使って示した。質疑応答では「市内で活動する市民団体が議会で意見を言うことが出来る国もある。三浦市議会でも出来ればより身近に感じ、三浦のことを真剣に考える人が増え、投票率向上に繋がるのでは」という質問に、議会は「検討段階で出てきたひとつ。市民から意見をもらうという観点では良い方法だと思う」と回答した。議員報酬額が同規模の自治体に比べて多いことに関して「三浦は政務活動費を頂いていないことを理解してほしい」と説明した。その他、県の合同庁舎の一部を図書室にしてはといった要望も出され、参加議員らは出された意見などをメモにしていた。
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