館内の展示品に見入る来館者
城ケ島の白秋記念館「白秋特別展」開催が、来年1月31日まで延長された。
当初、先月30日までだったが、来年は白秋生誕１３０年を迎えることや来館者から好評なことから延長が決まった。北原白秋の歌集や直筆のノートのコピーや貴重な資料をみることができる。
今回初めて企画された「城ケ島の雨」の5人の作曲者による歌をＣＤで聞くことができる企画は多くの人に好評だ。ＣＤには、「城ケ島の雨」を全国に広めるきっかけとなった梁田貞・作曲、奥田良三・歌をはじめ、山田耕筰、橋本国彦、小村三千三、高木東六など5人の作曲者による歌が収められており、それぞれの歌を聞くことができる。フランス風な音の処理を施されたものや木遣をモチーフにした歌等、各作曲者の思いが込められた曲調となっており、違った「城ケ島の雨」を楽しむことができる。
また、ＣＤには、5曲の他に木遣や三崎小学校校歌、三崎実科女学校歌、白秋の肉声なども収録されている。都内から初めて来たという女性は「白秋の歴史的背景や詳細な作品を知ることができて良かった」と話していた。
休館日は、毎週月曜日（月曜が祝日の場合は翌日）。時間は、午前10時から午後4時。白秋記念館【電話】０４６・８８１・６４１４
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