三浦市社会福祉協議会が管理運営する「三浦市地域福祉センター(栄町23の13)」が、今月1日にリニューアルし、新しくリハビリルームが開設された。
室内には8つのリハビリ機材が導入され、病後や退院後の生活復帰に向けた機能訓練・高齢者の介護予防、健康づくりに使われる。特徴的なのは、各利用者の住環境を疑似的に再現できる機器であること。手すりや椅子の位置が細かく調整でき、立ち上がり時の体重移動や階段昇降、歩行訓練がより実践的になる。同社協職員で理学療法士の成田慎一さんは「日常生活の一連の動作を実際に体験することで、より役立つリハビリを受けることができる」とその有用性を語る。
現在は、施設内のデイサービスセンターに通所する高齢者と身体障がい者が対象だが、今後は地域住民への開放や同協議会が推進する脳血管疾患や運動器疾患患者などの退院後の療養生活を支える「おかえりなさいプロジェクト」内のリハビリプログラムにも使用される。
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