東京観光専門学校(東京都新宿区)旅行学科の新入生約100人が今月20日・21日に三浦市内を訪れ、ツアープランニングの体験研修を行った。
三浦市との産官学連携で毎年行われているもので、今年で4回目。生徒はイイジマ農園(南下浦町金田)で春キャベツの収穫とトウモロコシの種蒔き体験を行ったほか、城ヶ島観光やマグロ解体ショーを見学するなど三浦の人・食・文化とふれあい、町おこしのアイデアを得た。生徒たちは2日間の研修をふりかえり、「都心から近いのにスローな時間が流れている」「海と山で様々なレジャー体験ができる」など、各自が感じた魅力を発表した。今後、体験をもとに三浦のツアー商品を企画立案。校内選考を経て、優秀作品は三浦市にプレゼンを行う。
市営業開発課の大澤克也課長は「学習の場に三浦を選んでもらえて嬉しく思う。研修で出会った様々な観光資源を使い、学生らしい新鮮なツアー企画を作ってほしい」と期待を寄せた。
観光振興に注力
シティセールスに力を入れる三浦市では、豊かな食や自然など既存の地域資源を活用した「みうら誘客プロモーション事業」を進めている。併せて、近隣自治体・交通事業者・宿泊施設などと広域連携することで、発着の玄関口となる羽田空港から三浦を経由する周遊観光モデルを確立。都心から1時間程度のアクセスの良さも手伝って、一般の国内旅行のみならず研修や教育旅行にも使われている。
また、外国人観光客の誘致促進を図る「国外誘客トップセールス事業」も展開。昨年、マレーシアの修学旅行生を受け入れた実績をもとに、今年は東南アジアや台湾などからの誘客をめざしている。
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