神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2015年6月26日 エリアトップへ

上宮田在住 平田さん夫妻 二人三脚で紡ぐ絵本

文化

公開:2015年6月26日

  • LINE
  • hatena
素朴で温かみある作風に定評がある
素朴で温かみある作風に定評がある

 「私たち、2人で1人前の夫婦絵本作家です」―。市内在住の平田昌広さん・景さん夫妻は、2004年から家族や食べ物・言葉など身近な物事をテーマにした絵本制作を共作で行っている。その傍ら、作者自らが朗読と絵描きパフォーマンスを披露する読み聞かせイベントに取組み、地元小学校をはじめ全国各地を回り、絵本の楽しさを伝えている。

 三浦海岸からほど近い自宅が2人のアトリエ。文章を昌広さん、景さんが絵を担当する共作活動を始めて約20冊の絵本を生み出してきた。テーマ選びは「自分たちが面白いと思ったもの」。家族・食べ物・職業など誰もが身近に感じる話題や同音語・助詞の言葉遊びを得意とし、ユーモア溢れるイラストと仕立てる。13年に出版した「すいかのめいさんち」は、三浦の特産品スイカがテーマ。宮川町の下里ファームをはじめ、市内に実在する商店などが登場し、作品内に散りばめられている。現在はシリーズ第2弾として和歌山と横須賀の津久井浜のミカン園をモチーフにした「みかんのめいさんち」を制作中だ。

 また、創作活動と並行して力を入れるのが「夫婦(めおと)読み絵本ライブ」と称した朗読会。依頼を受けて全国各地の書店や図書館を飛び回るほか、市立小学校でも授業の一環としてライブを実施。「読者の笑顔が創作の源。直に接することなく一方通行だと、子どもの気持ちを引っ張り出せない」と2人は話す。

 今月30日(火)まで「うみべのえほんや ツバメ号」(横須賀市津久井1の24の21)では、昌広さんが文章を担当した絵本「あめふりうります」の原画展を開催中。午前10時から午後7時。詳細は同店【電話】046・884・8661

三浦版のローカルニュース最新6

團伊玖磨氏生誕100年、音楽の軌跡たどる

神奈川フィル・横須賀公演 読者プレゼント20組40人

團伊玖磨氏生誕100年、音楽の軌跡たどる

3月23日(土)、横須賀芸術劇場

3月16日

きょう営業終了跡地再整備へ

油壺の2施設

きょう営業終了跡地再整備へ

3月15日

「被災地を救いたい」

ボーイスカウト三浦第5団

「被災地を救いたい」

三浦海岸駅前で募金活動

3月15日

新感覚スイーツが誕生

ミサキドーナツ×会津・末廣酒造

新感覚スイーツが誕生

3月15日

参加して酒ゲット

「Fヨコ」公開イベント

参加して酒ゲット

3月15日

音楽とカルチャー混然一体

音楽とカルチャー混然一体

ソレイユの丘で大型フェス

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月15日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 2月16日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook