約90年の歴史を持つ古建築
三崎銀座通り商店街にある元履物店の空き店舗を活用した「クラフトうみべ」（三崎３の４の12）が、11月末までの期間限定でオープンしている。
大正初期に建てられた旧永村履物店は、重厚さが目を引く蔵造りの外観。内観も三和土、陳列棚や神棚、モダンなタイル装飾に至るまで当時の面影をそのまま残している。
今回出店したのは、毘沙門に窯を構える小坂寿恵子さん。知人の実家だった旧永村履物店の佇まいに魅了され、自分の店を持つ夢をここで実現させたいと申し出たことがきっかけだったという。長らくシャッターが閉じていたが、人が集う憩いの場として再生を果たした。
店内では小坂さんが手がけた陶芸作品をはじめ、草木染やアクセサリーなどの小物が並んでいる。
時間は午前10時から午後４時、水曜・木曜定休。詳細は小坂さん【携帯電話】０８０・６７０３・３４２８
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