多色と単色、有彩と無彩―。その世界は奥深く、かつ無限に広がる。
「色彩とモノクローム」と題した企画展が、横須賀美術館(横須賀市鴨居4の1)で行われている。
会期は4月10日(日)まで。「色彩」を表現するのは、逗子市在住の嶋田しづ氏。1958年に国費留学生として渡仏し、以降パリを拠点に創作活動を続けてきた。淡い色彩の浮遊物が漂っているような、軽快な油彩が特徴だ。そして、力強い大型の木版画で「モノクローム」の可能性を追求するのが磯見輝夫氏(鎌倉市在住)。杉板を版木として用い、海面や地面に現れる事象の変化などを、重厚かつ繊細に表している。
同展では、両氏の最新作を含めた約90点から、色を介した”響きあい”を感じ取ることができる。観覧料は一般900円。2月14日(日)午後2時から磯見氏と建畠晢氏(多摩美術大学学長)による対談イベントも。定員70人。詳細は同館【電話】046・845・1211
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招待券を10組20人に進呈。ハガキに住所・氏名・年齢・本紙の感想を記入し、〒238-0032横須賀市平作1の12の8タウンニュース三浦編集室「横須賀美術館」係。2月19日(金)締切。
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