記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月12日0:00更新
道端の河津桜があちらこちらで可憐な桃色の花を開き、海辺では天日干しされたワカメが風にそよぎ、畑の主役はダイコンから青々としたキャベツへと変わり始めたこの頃。花粉症の鼻も含めて、五感で春の気配を感じています。
先日、取材の途中で畑を何枚も撮影する観光客を見かけました。あまりの熱心さに珍しいものでもあるのかと声をかけると、区画ごとに少しずつ濃淡の違う緑が一面に広がるパッチワークの畑に足を止めたとのこと。そこは毎日のように車で通り過ぎるだけの道。何気ない日常の営みも観光客には新鮮な風景に映っていると改めて再確認しました。