三崎地区に伝わる郷土芸能「いなりっこ」の奉納が、今月11日に海南神社神楽殿で執り行われた。
豊作を祈願する信仰の1つ「稲荷講(いなりこう)」が訛(なま)ったものとされ、毎年11月に同神社へ奉納される神事・面神楽の影響を受けている。2002年には市の無形民俗文化財に指定。現在は、地元有志の三浦いなりっこ保存会によって技術の保存と後進育成が行われている。
地元住民や保護者、観光客らが見守るなか、園児から中学生までの踊り手が代わる代わる舞台に登場。狐や山の神などユニークな表情の面をかぶり、太鼓や笛の音に合わせて「国がため」「天狐の舞」「湯立」の3演目を披露すると、大きな拍手が送られていた。
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