神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2016年3月25日 エリアトップへ

3月26日・27日に開かれる「MISAKIぐるぐる春まつり2016」を企画した 今崎 智子さん 横浜市在住

公開:2016年3月25日

  • LINE
  • hatena

溢れる”三崎愛”形に

 ○…「情に厚く、地域に誇りを持っている人が多い街」「面白いことに協力的で、よそ者でもやりたいことができる街」「古い町並みが素敵な街」。三崎の印象を一言尋ねれば、憧憬の念が言葉となって淀みなく次々と溢れてくる。明日26日から開かれる「MISAKIぐるぐる春まつり」は、”三崎愛”の1つの形。気持ちを共有できるファンは回を重ねるごとに増え、地元にも浸透しつつある。

 ○…三崎には数年前、店を構えた知人を訪ねて以降、度々足を運ぶようになった。通い続けるうちに新しい出会いや発見があり、「まぐろの街」という漠然としたイメージは次第に塗り替えられていった。しかし、その魅力に気づく観光客は少ない。目当てのまぐろを堪能しただけで帰ってしまうのが現状で、自身の体験と重ねながら「もっと街を歩いて楽しんでもらいたい」と、店をはしごする街歩きイベントを企画した。

 ○…趣旨に賛同した仲間へ協力を仰ぎながら、情報発信や小道具作り、協力店舗の呼びかけなど仕事を終えた深夜や休日に準備すること約3カ月。その甲斐あって、「いつもと違う客層が来た」「新しい店を知ることができた」など参加者の評判は上々だった。初回は15軒だった参加店舗は2回目に32、今回は約60と拡大中。最初は「頼まれたから」と及び腰だった商店主たちも、今では惜しみなく知恵や力を貸してくれる心強い仲間となった。

 ○…ゆかりもない土地でなぜ、そこまで出来るのか。「好きな人たちが住んでいる大好きな場所だから」と本人は至って事も無げな様子。横浜市内の新興住宅地に長らく住み、昔ながらの下町の風景や脈々と受け継がれる風習、人々の結束力への憧れもあるという。イベント仲間や顔なじみの商店主からは、「早くこっち住みなよ」と熱烈なラブコールを受けることもしばしば。「いつかはそれもいいかな」。誰もが認める三崎愛は日々膨らむばかりだ。

三浦版の人物風土記最新6

高橋 洋平さん

三浦商工会議所青年部(三浦YEG)の新会長を務める

高橋 洋平さん

岬陽町在住 41歳

4月12日

中沢 周二さん

エアースポーツガン(エアガン)シューティング競技会を市内で初開催する

中沢 周二さん

上宮田在住 58歳

3月29日

山内 雄己さん

潮風スポーツ公園・潮風アリーナの施設長を務める

山内 雄己さん

入江在勤 42歳

3月15日

ブル松原さん(本名:松原 実)

デビュー45周年を迎えたプロシンガーで、地元でも活動を始めた

ブル松原さん(本名:松原 実)

栄町在住 73歳

3月1日

藤井 伸行さん

「フレンドリーみうら」の代表で、今月初のセミナーと交流会を開く

藤井 伸行さん

岬陽町在勤 40歳

2月16日

森田 喜一さん

「ビキニ被災70周年・三浦市民集会」の実行委員長を務める

森田 喜一さん

栄町在住 89歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook