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三浦版 公開:2016年5月5日 エリアトップへ

シニアが生徒の”健康大学”

社会

公開:2016年5月5日

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転倒予防体操を習う受講者
転倒予防体操を習う受講者

 高齢化率約35%。超高齢化社会が進む三浦を、いつまでも元気で安心して暮らせる街に―。昨年度、三浦市内では県立保健福祉大学・市立病院・風の谷リハビリデイサービスの3者による協働事業「市民健康大学」が初めて実施された。65歳以上の市民に健康意識と知識を高めてもらうねらいで、理学療法士や管理栄養士らが約3カ月にわたって転倒予防と栄養に関する指導を行った。

 受講したのは41人(平均年齢73歳)で、まずは採血・運動機能検査と問診で個々の状態をチェック。「必要以上の食事制限で低栄養気味」「つま先が上がりにくく、つまずきやすい」など、結果に応じた食習慣の知識や献立作成、効果的な運動方法を学んだ。受講前後の検査結果や意識の変化を比較すると、握力やリズム感覚の向上が見られたほか、栄養バランスを考慮した食事になったなど実際の生活習慣の改善に繋がったという。

 修了後も継続した健康管理を行ってもらおうと、受講者には市立病院の血液検査を割安で受けられるなど特典を用意。今後も年1回の開講と体験イベントを実施していく予定で、「最適な健康状態の維持・改善に役立ててもらいたい」と主催者。

 市では40〜74歳の国民健康保険の被保険者に対し、メタボリックシンドロームの予防改善を目的とした特定健診(みうら国保健診)を実施しているが受診率は県内最低の19・8%(14年度)と低調。健康づくりの機運の高まりによって「将来的に受診者数増加に繋がれば」と話している。

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