三浦の自然散策を楽しみながらノルディックウォークで汗を流す「第3回Mウォーク三浦三崎ウォーキングフェスティバル」が、今月22日に催された。
同イベントは全国各地で開かれているジャパンノルディック・ウォークプレミアリーグ公認の大会で、当日は約100人が参加。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星として紹介された城ヶ島や、一昨年から一般開放されている小網代の森のボードウォークなど海と山の豊かな景観を楽しんだ。
ノルディックウォークとは、クロスカントリースキーの要領で両手に2本のポールを持って歩く北欧フィンランド発祥のスポーツ。通常のウォーキングとは異なり、ポールと足の4点歩行になることで膝や腰にかかる負担を軽減。その高い健康効果から身体のリハビリにも用いられているほか、全身を使った有酸素運動として注目を集めており、近年ではシニア世代を中心に愛好家のすそ野が広がっている。
また、全国の自治体では健康増進・生活習慣病予防で医療費抑制などにつなげたいと、ポールの購入費用を助成するケースもあるという。近隣の鎌倉市でも、ノルディックウォークからヒントを得て、ポールを日本人向けに改良した「ポールウォーキング」を市の健康づくり計画で紹介。青年期から壮年期の運動効果を高める気軽なトレーニングの1つとして積極的に奨励している。
今後、市内では大手スポーツ用品メーカーと提携したノルディックウォークの常設講座の計画もあり、普及をめざした動きが進められている。
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