市民有志らは今月19日、「三浦史跡名勝振興会」の設立準備会を市内で開いた。三浦の文化や歴史の振興で地域活性化をめざそうと、新たな名所づくりや既存の観光資源の掘り起こしに市民主導で取り組む。会は来年にも正式に発足する予定で、今後、公募形式で会員を募っていきたいとしている。
「三浦史跡名勝振興会」(愛称・みうら盛り上げ隊)では、【1】観光客を増やす、【2】市民交流を増やす、【3】団体交流を増やす―の3つの目標を掲げ、地域ぐるみで脱・行政頼みの独自の取り組みを行っていく考え。
今月19日に開かれた第1回準備会には、行政や市観光協会、地元選出の議員、事業者などが出席し、それぞれの立場から会の運営方針や取り組み内容について意見を交換。「三浦海岸のさくら祭りをモチーフに、新たにあじさいを植栽して名所を作ってはどうか」「三崎・初声・南下浦の”○○八景”を独自に設けては」といったアイデアがあがり、議論を深めていた。
あいさつに立った代表の大井英章さんは、「三浦を元気にするために、我々は我々らしく我々ができることをやろう」とのスローガンを述べ、発足に向けた意欲を見せた=写真。
近年、三浦への入込観光客数は、京急の企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」や小網代の森などで増加傾向にあり、年間600万人も達成間近。市民主導で全市的な観光まちづくりの機運を高めることで、さらなる拡大をめざすという。
三浦版のローカルニュース最新6件
御朱印集めて開運祈願4月20日 |
|
|
|
|
|