記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 11月18日0:00更新
三浦半島の戦争遺構といえば猿島や観音崎が知られていますが、三浦市内にも多くの痕跡が残されています。今回訪れた城ヶ島公園の地下壕の内部は想像していたより広く、分厚い頑丈なコンクリート製の天井や壁は半世紀以上が経過しているとは思えないしっかりとした状態で、目を見張るものがありました。
これらの遺構は戦争の恐ろしさや平和の大切さだけでなく、携わった人々の知恵や建築技術の高さを現代に伝えています。戦争体験者の高齢化などで当時の話を聞く機会が減りつつある昨今。今後、その存在価値はますます高くなるのではないでしょうか。