秋の褒章で社会奉仕活動の功績をたたえる「緑綬褒章」に、かながわ信用金庫のボランティアサークル「ふれあい」が選出された。県内から1団体のみ。信用金庫としては全国で初という。
同金庫の職員有志から成る「ふれあい」は、先々代理事長の伊藤喜公邦氏の発案で平成6年に立ち上がった。「世の中に不足しているものを見つけ出して取り組む」ことを命題に22年間活動を継続してきた。現在では約200人が参加している。主なところでは、福祉施設の壁の塗り替えやストレッチャー付の福祉車両の無償貸出しなどを行ってきた。海岸清掃にも精力的に取り組んでおり、米海軍軍属にも声掛けするなどして草の根の日米交流を実践している。
平松廣司理事長は「金庫が掲げる『つよくて、やさしい』を体現したもの。評価を受けて光栄。職員の奉仕活動として今後も楽しみながら続けていきたい」と喜びを話した。
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