三浦海岸では大根の天日干しが始まり、この時季の風物詩となっている”大根の白いカーテン”がずらりと整列している=写真(先月29日撮影)。早春の河津ざくら、夏の海水浴と並んで、三浦海岸に冬の訪れを告げる光景で、毎年11月から2月頃まで出現。真っ白な大根が日光浴する様子を珍しげに撮影する観光客の姿も見られた。
これらは特産品のたくあん漬け用の大根で、収穫後に冷たい海風にさらし、自然乾燥で水分を抜いている。砂浜ならではの風通しの良さや真冬でも凍ることがないため、好天に恵まれると早ければ数日から1週間ほどで干しあがるという。周辺の農家では、収穫作業とたくあん製造の最盛期を迎え、砂浜に続々と”大根カーテン”が増えている。
暖冬の影響で大根の生育が促進され、出荷調整のために販売価格が暴落した昨年の大根生産。三浦市農協によると今シーズンは、「はじめこそ比較的小さかったが、現在は生育も順調で例年並み」と話している。
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