三浦市は今夏に募集していた二町谷地区埋立地の利活用プロジェクトの計画提案について、同地への進出を希望する事業者の選定を行ったと現在開会中の市議会本会議で明らかにした。
水産関連事業用地については9社から事業提案を受付け、10月にプレゼンテーションとヒアリング審査を実施。市内栄町の大畑鮮魚が水産物、トーホー工業(大阪府)が発砲スチロールの集出荷・販売事業活用案をそれぞれ提出した。2社に対して先月、契約候補者として選定した旨を通知。このほかにもエリア内に未活用の用地があることから、市は随時募集に切り替えて継続して募っていく方針で、すでに1社から新たな進出の申し出があり、協議を進めていることを公表した。
塩漬け解消へ前進
マリンレジャーや海洋教育など漁港の多目的な利用に関する事業提案について市は、「先月末に開かれた審査会で複数の事業者を選定した」と述べた。提案内容の一部には地区計画の変更を要するものもあり、三崎漁港を管理する県東部漁港事務所との協議・調整が終わっていないことなどを理由に事業者名や内容は明らかにしなかった。
選定した全提案が仮に実現すると、用地のすべてを利用することになるといい、長年の懸案事項だった塩漬け状態が解消されることになる。
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