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三浦版 公開:2017年1月13日 エリアトップへ

三浦青年会議所(三浦JC)の第56代理事長に就任した 石崎 勇吾さん 三崎在住 39歳

公開:2017年1月13日

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共感から広げる地域の輪

 ○…「『共感』〜誠意と熱意をもって、今しかできない道をひらこう」。三浦青年会議所(JC)の新理事長の任に就き、掲げたスローガンにはメンバー間の結束だけでなく市民や行政と心を1つにして三浦を盛り上げる決意を込めた。なぜならまちづくりは、一人ひとりが当事者だから。関係ないと目を背けることは容易だが、課題は待ったなし。「皆が少し意識を変えるだけで現状は変わる」

 ○…入会の契機は東日本大震災。JCは市内の他団体と連携して「三浦三崎 海からの支援隊」を結成し、漁船で沿岸の被災地へいち早く救援物資を送った。後日、その話を耳にした時、同世代の行動力に感銘を受けたという。危機的状況下で今出来ることを考え、行動へ移す。頭では分かっていても実際にできる人は少ない。「仕事と両立する姿がカッコ良い。皆、本気です」。熱い思いに触れ、自分もどう成長できるのか可能性を試してみたくなった。

 ○…10代の頃から土木現場で汗を流し、24歳で独立。自他ともに認める熱血漢は、腕一本で叩きあげてきた根っからの職人だ。経営者として手腕を振るう今も「内勤はあまり性に合わない。やっぱり現場が一番楽しい」と笑声をもらす。一般的に過酷なイメージが根強い土木業界だが、「どんなに大きな工事でも支える人たちがいて、そこに誇りがある」と語る。見習い時代から約20年。醍醐味を語る目がきらりと輝く。

 ○…三浦海岸でのサンドアートやまぐろの解体など三浦ならではの多彩な事業を展開する三浦JC。地域振興の旗振り役であり、時に縁の下の力持ちとなって今年創立55年を迎える。かつての青年たちから受け継ぐ奉仕の精神を次世代に残すと同時に、海を活かした青少年の育成、自然災害や人口減少対策、地域経済活性化などに意欲を見せる。「三浦を知り尽くした仲間たちとなら挑戦できる」。受け取ったバトンは重いが、駆け抜ける気概は十分だ。

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