日本から直線距離で約8700Km。北欧・デンマークで生まれた”デザイン”の歴史を紐解く企画展が、横須賀美術館(鴨居4の1)で催されている。
子どもから大人まで人気のレゴブロック。デンマークはこの発祥の地でもある。他には「ロイヤルコペンハーゲン」の陶磁器、アルネ・ヤコブセンやハンス・ウェグナーといったデザイナーによる家具など、共通するのは高品質でシンプルな美しさ、そして機能性。同国で優れたデザイン製品が生み出されたのは、福祉国家として「誰もが良質で快適な住まいを持つこと」を推奨してきた背景がある。同企画展では、「世界一幸福な国の、暮らしのかたち」と題し、家具やテーブルウェア、照明器具、玩具など20世紀初頭から現在までの作品を中心に約190点を展示する。
同国と日本のつながりは深く、国交樹立から今年で150周年。これを記念した国内巡回展で、横須賀会場だけで展示される作品もある。会期は6月25日(日)まで。詳細は同館【電話】046・845・1211
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同展の鑑賞券を5組10人に進呈。ハガキに住所・氏名・年齢・本紙の感想を記し、〒238―0032横須賀市平作1の12の8タウンニュース横須賀支社「デンマーク展」係へ。5月19日(金)必着。
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