神奈川県議会の自民党県議団による「水産業を振興する議員の会」メンバー約20人が今月7日に三浦市を訪れ、漁港や水産関連施設などの視察を行った。
漁業就業者の減少、漁業協同組合の経営悪化、漁場環境の悪化、水産資源の減少など県内の水産業をとりまく課題の解決に向けて活動する同会。三崎魚市場では関係者から三崎漁港の紹介や現在建設中のマグロ専用冷凍市場をはじめとする高度衛生管理施設、二町谷埋立地の概要に関する説明を受け、県市の担当部局や市場業者との意見交換を行った。
その後、買い物客でにぎわう産直センター「うらりマルシェ」やブランドサバとして知られる「松輪サバ」の水揚げ風景を間口漁港で見学したほか、城ヶ島にある神奈川県水産技術センターを訪問。磯を荒らす厄介者・ムラサキウニに三浦産キャベツの残渣を与え、実入りのいい食用ウニを育てる研究などについて理解を深めた。
同会メンバーの1人で市内選出の石川巧県議は、「1日かけて三浦の水産振興の課題を調査できた。一歩でも前進するよう、これからも積極的に取り組んでいきたい」と振り返った。
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