県内随一の作付面積を誇る三浦産スイカを市内外へ堂々アピール―。
「今年もすくすく育ったスイカができました」。初声町和田の川名平朗さんの農園では、13年ほど前から出荷用の大玉スイカを生産する傍らで観賞用のジャンボスイカを毎年10〜15個ほど育てている。どっしりとしたその胴回りは優に1メートルを超え、大人が2人がかりで運ぶほど。1つの実に養分が集中するよう小まめな間引きや追肥に加え、土との間にクッションを敷いたりと手間はかかるが、「見た人をびっくりさせたい。喜んでもらえると嬉しくて」と川名さん。過去には60〜70キロにもなる重量級もあったといい、IC乗車券「Suica(スイカ)」にちなみ、JR横浜駅みどりの窓口で飾られた際は、駅利用客の目を大いに引いた。
今年も2月に種を植えると順調に生育。先月18日には雹に見舞われたものの、日照時間が長く、栽培に適した天候が続いたため大ぶりの実に。先日無事に収穫を終えたスイカは、今日4日に川崎競馬場で行われる毎年恒例の冠レース「三浦すいか特別」の特設ブースで展示。川名さんは「三浦産スイカのPRになれば」と話していた。
重さピタリと当てて
8月6日(日)に行われる三崎朝市内のイベントでは、「ジャンボスイカ体重当てクイズ」を実施(午前7時30分から)。正解に近い順にスイカやマグロなどの賞品がもらえる。参加無料。
イベントの詳細は、三崎朝市協同組合【電話】046・881・4488
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