「三浦の移住相談、受け付けます」―。
三崎下町商店街の「古道具ROJI」では、オーナーで移住支援を行う市民グループ「ミサキステイル」メンバーの安原芳宣さん・正美さん夫妻が、私設の移住相談窓口を開いている=写真。昨年8月のオープンから4カ月。相談件数は30件を超え、居住に留まらず、起業希望者や創作活動の拠点を探す若いクリエイターなどが次々とやってくる。既に2組が三浦暮らしをスタートさせたほか、最近では、空き家活用の妙案を求める地元住民の声も集まり、複合的な発展を遂げている。
実は夫妻も10年ほど前に都内から三浦へ移り住み、店を構えた「先輩移住者」。体験談を交えながら、メリットやデメリットを紹介することで、空気感を肌で感じてもらいやすいという。第一義は「相手の思いを聞き、街の良さを伝えること」。「それでたとえ移住に至らなくても、コアなファンを作れるはず」と2人は意欲を燃やす。
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