県立城ヶ島公園で先月22日から3日間、「グランピングで過ごす三浦半島のクリスマスin城ヶ島」と銘打ったアウトドアイベントが催された。
グランピングとは、「魅力的な」を指す「グラマラス」と「キャンピング」をあわせた造語。豪華なテントなどに宿泊し、高級ホテルのような食事やサービスが受けられる新しいキャンプとして近年人気を集めている。
今回は県や三浦半島4市1町が地域活性化に取り組む「三浦半島魅力最大化プロジェクト」の一環で、地域資源を活用した新たな滞在型観光の検討を目的に行われたモニターイベント。県担当者によると、定員6組に対して約800組の応募があり、「グランピングへの関心の高さと城ヶ島が持つ魅力を再認識できた」と手ごたえを話す。
園内のユースホステル跡の芝生広場には、タイプの異なる3種のトレーラーハウスを用意。寝泊まりに必要な家具のほか、屋外テントやソファ、間接照明を装飾し、クリスマスムードを盛り上げた。
参加者は島内散策や三崎まぐろ・城ヶ島さざえ、三浦大根などを使った多彩な地産地消ディナー、星空観察などを楽しんだ。
家族でよくキャンプに行くという親子連れは、「想像以上に部屋が広く快適に過ごせそう。城ヶ島には久しぶりに来たので、子どもと釣りをしてみたい」と笑顔で話した。
県は「(イベントを通して)グランピングがビジネスとして成立するか検討し、今後の方策を決めたい。閑散期となる冬の城ヶ島の利活用にも反映できたら」と展望を述べた。
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