横須賀・鎌倉・逗子・三浦と葉山の4市1町の首長が地域活性化などについて意見を交わす「三浦半島サミット」が先月19日、葉山町福祉文化会館で開かれた。会合は9回目で上地克明横須賀市長が初参加。今後の取り組みの方針を確認したほか、半島エリアの魅力創出に向けた新たなアイデアも発表された。
上地市長は三浦半島では観光客の滞在時間が短いことから、周遊を後押しする広域ハイキングルートの発掘を提案。周辺の温浴施設や宿泊施設を紹介するマップも作成することで、「観光客の消費喚起を促したい」との考えを示した。
平井竜一逗子市長は、地域にいながら仕事をする「三浦半島スタイル」の働き方を提案。都内への通勤時間がかかる立地を踏まえ、民間のコワーキングスペースなどを支援することが企業へのPRや定住促進に繋がることに期待した。
この日は山梨崇仁葉山町長から東京五輪に向け自治体間でマリンスポーツなどのイベント情報を共有することが確認されたほか、これまでの取り組みの進捗報告もあった。会長の上地市長は「それぞれが抱える課題に対して共通の目標を持って何ができるか。直接話すことができて有意義だった」と述べた。次回サミットは5月以降に行われる。
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