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野菜×まぐろで新土産 栽培キットを商品化

社会

掲載号:2018年2月9日号

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手掛けた栽培キットを手にする桑村さん
手掛けた栽培キットを手にする桑村さん

 「楽しく育て、おいしく味わい、魅力感じて」。三浦の農漁業と家庭を繋ぐ、個性派土産はいかが――。

 女性が開発に貢献し、優れた商品やサービスを県が認定する「神奈川なでしこブランド」。ITデザイン制作会社「合同会社オン・ザ・ハンモック」の桑村宰知子さん(初声町在住)が手掛けた「食彩GARDEN(ガーデン) 三浦やさい栽培キット」が、このほど認定を受けた。

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 商品のコンセプトは「美味しい野菜を手軽に育て、料理して食べる」。家庭で簡単に野菜づくりが楽しめる二十日大根の栽培キットには、有機肥料、種、プランターと、三浦らしさを詰め込んだ。

 デザイナー業の傍ら、三浦半島の食の魅力を伝える異業種団体「三浦半島 食彩ネットワーク」の事務局を務める桑村さん。農漁業、飲食店、種苗販売店、製麺所など様々な食のプロが集まり、インターネットやイベントを中心に情報発信するなかで、メンバー同士のユニークな取り組みを知ったことが商品化のアイデアとなった。

 地域の一次産業を支える水産加工会社と農家がタッグを組み、冷凍まぐろの加工過程で出た残渣を乾燥させ、肥料を生成。畑にまいて野菜の栽培に役立てる、その名も”まぐろ肥料”。エコなだけでなく、作物の生育を促す窒素を豊富に含む実用性の高さにも驚いた。「土地の魅力を伝える三浦ならではの肥料。もっと生活に身近な形にできないか」。三浦の新たな土産品の開発を長年思案していたこともあり、栽培キットの考案を思いついたという。

 パッケージデザインには、あえて違和感を持たせた。「やさい栽培」の文字の横には自らが描いた大きなまぐろのイラストを配置。さりげなく結ばれたリボンは、洋菓子の包みを思わせる。試行錯誤を経てめざしたのは「贈って嬉しい、貰って嬉しい」三浦土産だ。

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 近年、三浦野菜は以前にも増してメディアなどで注目を浴びる機会が多くなり、認知度が向上。食彩ネットワークが、月に一度行う街頭直売会「食彩マーケット」では、栽培方法を尋ねられることもしばしば。消費者の関心の高まりを肌で感じ、今が商品化の好機ととらえる。

 キットは、2月17日(土)に横須賀中央のリドレ横須賀で午前10時から行われる「食彩マーケット」で販売予定。今後はオンラインショップを含めて販路拡大を視野に、桑村さんは「種のバリエーションを増やしたり、レシピを付けるなど、より良い品にしていきたい」と意欲を見せた。

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