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光に満ちた色彩の「航跡」 横須賀美術館で青山義雄展

文化

掲載号:2018年2月23日号

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青山義雄《浦賀水道・春》1992年、横須賀美術館
青山義雄《浦賀水道・春》1992年、横須賀美術館

 大胆な色使いや素描が特徴の20世紀を代表する巨匠マティスが、「この男は色彩を持っている」と評した横須賀出身の洋画家・青山義雄。「きらめく航跡をたどる」と題した企画展が、横須賀美術館(横須賀市鴨居4の1)で開かれている。会期は4月15日(日)まで。

 海軍に奉職する父のもと横須賀で8歳まで過ごし、画家を志して高校を中退、当時暮らしていた根室から上京。1921年にはフランスに渡り、ニースの画廊に預けていた作品がマティスの目にとまったことを機に親交を続けることになる。

 抒情的な作風が注目され、パリを中心に活動していたが、戦時中に一時帰国。52年に再渡仏してからは第2の故郷、南フランス・カーニュを拠点にヨーロッパ各地を巡りながら創作活動に没頭した。92歳で帰国後は茅ヶ崎で暮らし、102歳まで絵筆を持ち続けた。

 同展では、初期作品のほか、28歳の時にサロン・ドートンヌに入選した大作「二人の男」や最晩年に取り組んだ「浦賀水道」など約110点で画歴70年の道のりを辿る。3月5日(月)、4月2日(月)は休館。

 企画展の詳細は、同館【電話】046・845・1211

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