三浦版 掲載号:2018年3月9日号
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三浦市 職住つなぎ、人を呼べ 官民連携で雇用拡大めざす

社会

求人募集と紹介の流れ
求人募集と紹介の流れ
 三浦市は移住者の雇用機会の創出による、定住人口の増大をめざした「移住者受入連携企業」の募集を始めた。市内勤務を希望する移住者と新たな人材を求める企業とを繋ぐマッチング事業で、求職者からの問い合わせに応じて紹介や面談などを調整。事業者からは、雇用拡大による地域の生産性向上や産業活性化といった波及効果を期待する声も挙がっている。

 移住相談窓口を置く三浦市政策課は、ハローワーク横須賀(職業安定所)や三浦商工会議所の協力を受けてマッチング体制を構築。三浦での移住・就職を希望する人と市内企業およびハローワークの間に入り、求人情報の収集と公開、企業訪問や面談の調整など後方支援を積極的に行っていくという。

収入不安が移住の壁

 市は2015年度から三浦への移住を検討している人に、空き家を活用した短期滞在プログラム”お試し居住”を提供し、住環境の魅力をアピール。子育て環境に適した自然の豊かさや気候、地域住民との関係性など好意的な意見があった一方、「三浦で働きたい」という”職住近接”を望む声が寄せられた。

 中小企業庁のまとめによると、「U・I・Jターンを伴う転職における課題」として、「賃金収入の低下・不安定化」「移住に伴う生活基盤の確立」が全体の約4割を占めており、収入面の不安解消は移住実現を大きく左右する。

 また、若年層や子育て世代の市外流出対策が喫緊課題の三浦市。雇用の確保で人口減少に歯止めをかけるねらいもある。

 市政策課は同事業のスタートとあわせて、移住ポータルサイト「みうら暮らし」をこのほどオープン。写真を交えた登録企業の紹介や求人要項を掲載し、PRを行っている。

事業者も歓迎

 下宮田で自動車整備や新車・中古車販売など手掛ける「丸石自動車」では、2月に連携企業として登録を行った。「ハローワークに求人を出してもなかなか集まらず、新しい募集のツールが欲しかった」と話す。制度について「人手不足が解消されるうえ、三浦市民が増えるならこれほどいいことはない」と歓迎。「移住者にとっても仕事を通して人間関係の構築など、地域になじむ機会が増えるのでは」と今後の可能性に期待感を示した。

 連携企業の詳細は同課【電話】046・882・1111

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