三浦版 掲載号:2018年6月22日号 エリアトップへ

青年海外協力隊としてエクアドル共和国で観光産業振興に携わる 北村 亜依子さん 上宮田在住 38歳

掲載号:2018年6月22日号

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挑戦の心と夢、携え異国へ

 ○…日本から直線距離で約1万5千Km。赤道直下の国エクアドルのモロナ・サンチアゴに、このほど青年海外協力隊として2年間派遣される。任務は観光産業の振興。アマゾンの熱帯雨林、世界有数の生物多様性、火山、独自の文化を持つ先住民族シュワル族など豊富な観光資源を磨き、いかにして魅力を伝えられるかが腕の見せどころだ。「役に立てるよう頑張りたい」

 ○…大学生の頃から興味はあったが、「未熟な私には務まらない」と一時は諦めていた協力隊。語学留学やバックパッカー、社会人経験を積み、募集年齢上限の39歳が近づいた昨年、「このまま後悔したくない」と一念発起し、応募に踏み切った。それまでの環境を一新しようと、勤めていた大手旅行代理店も退職。「年齢を気にせず、やりたいことをするべき」。異国での自己成長を心に誓う。

 ○…観光標識、観光ルートなどに関する資料作成や調査方法の検討。観光客の需要に合わせたサービス・観光商品の考案。人材育成セミナー、観光プロモーションの実施。――予定する活動は多岐にわたるが、すべてに肝要なのは現地の人々との関係づくりだ。郷に入っては郷に従え。「まずは異文化交流で相手を知るところから。サルサダンスを習ってみようかな」

 ○…これまで数々の国を渡り歩いたが、学生時代に初めて訪れて以降、エクアドルは特別な国だ。美しい街並みに魅了され、世話好きで優しい人たちとのふれあいは印象深い。しかし、ペルーなど近隣諸国に比べると日本人旅行者は依然少ない。観光地よりバナナやコーヒーの産地とのイメージが強いが、「知られていない場所だからこそ活動が楽しみ」と意欲を見せる。奇しくも今年は日本との外交樹立100周年。両国の未来に、希望の架け橋をつなぐ。

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