三浦版 掲載号:2018年12月14日号 エリアトップへ

回顧みうら 悲願前進で地域に光明 紙面で振り返る2018年

社会

掲載号:2018年12月14日号

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 世相を表す漢字が「災」と発表された2018年。三浦では市の念願だった低温卸売市場完成や二町谷埋立地利活用・城ヶ島再整備が前進。経済に明るい兆しが見えた一方で、市職員(当時)の不祥事が発覚。全国的に報道された。本紙面から振り返る。

 市の重要課題の一つ二町谷埋立地の利活用で、(株)安田造船所(東京都)と基本協定を6月に締結した=写真1。同社はホテルや商業施設などリゾート開発構想を持ち、来年末までに事業計画を策定する。

 三崎漁港では国内初の冷凍まぐろ専用卸売市場が3月に竣工=写真2。高度衛生管理でブランド力を強化、海外市場の開拓をめざす。隣接する三浦市沿岸卸売市場でも改修工事が予定されている。

市職員が不祥事

 「三浦国際市民マラソン」実行委員会事務局で、事務局長を務めた元職員=懲戒免職処分=や市内業者が共謀した架空発注などによる不正支出問題が発覚。市議会本会議では、真相解明や処分、賠償責任に関して追及がなされ、市長と副市長を減給処分とした。着服金は、少なくとも約2900万円に及ぶとみられる。

歴史的建物で明暗

 9月、土木学会選奨土木遺産に油壺験潮場旧建屋が認定=写真3。国内に現存する験潮場で2番目に古く、認定後は歴史的構造物を海上から見るツアーが企画されるなど注目されている。

 一方、世界で最も古い臨海実験所の1つ「東京大学三崎臨海実験所」の旧館2棟の取り壊しが決定した。解体を惜しむ市民が保存を求めたが、老朽化による倒壊の危険から、同地内に新築する研究棟に機能移転する。

1億8千万円集まる

 市が08年度から導入する「ふるさと納税」による税収が、過去最高の約1億8千万円に上った。地場の農水産品のほか、ダイビングや乗馬など体験型返礼品の充実やまぐろの解体ショーといった変わり種を用意。現在も“三浦らしい”多彩な返礼品を増やし、約260品目。他自治体との差別化に奏功している。

大橋無料化実現へ

 県・市・城ヶ島区・京浜急行電鉄は11月、景観や拠点整備、城ヶ島京急ホテルの建て替えなどを盛り込む「城ヶ島西部地区再整備計画」を発表した=写真4。また、黒岩知事は地元念願だった城ヶ島大橋の通行料無料化に言及。時期の明言は避けたが、景観変化を一つの判断材料とするとした。

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