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三浦版 公開:2019年3月22日 エリアトップへ

三浦初声高アンサンブル部 3人4脚、結束の音聴いて 3月24日に定期演奏会

文化

公開:2019年3月22日

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(写真右から)部員の松田さん、田中さん、門倉さん
(写真右から)部員の松田さん、田中さん、門倉さん

 「ひとつの曲をつくりあげる喜びを分かち合い、音楽の楽しさを伝えたい」――。

 県立三浦初声高校アンサンブル部では、3月24日(日)に開催する第9回定期演奏会に向けた練習が佳境を迎えている。部員は1年生3人のみ。奏者の田中奈々美さんと松田未羽さん、マネージャーの門倉鈴さんが、1年間の集大成を披露しようと奮闘している。

逆境を糧に上達

 部員ゼロからのスタートだった。昨年3月、3年生の卒業であわや休部になるところ、中学時代に吹奏楽部でコントラバスを演奏していた田中さんが、楽器未経験だった2人を誘って入部。日々、練習に励んできた。

 6月には緊張のなかで初めて発表会の舞台に立ち、その後も顧問や外部講師らのサポートを受けながら、老人ホームの慰問や文化祭で演奏。途中から門倉さんはマネージャーに転向したが、「3人でつくる楽しみが大きかった」と田中さんは振り返る。譜読みも楽器も初めてだったという松田さんも「難しいものほど楽しく、達成感がある」と笑顔で語る。

 音の厚みこそ大人数の合奏には劣るが、大切にするのは何人で演奏するかではなく、誰と一緒にやるか。そして、他人を楽しませるには、まず自分が楽しむ―が部のモットーだ。「音楽のすばらしさ、曲の良さが伝わるよう、一音一音に気持ちを込めたい」と3人は意気込み、好演を誓った。

*   *   *

 会場は初声市民センター講堂、午後2時開演(1時30分開場)。入場無料。曲目は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「千尋のワルツ」「海の見える街」「マーチ」「花のワルツ」など。

 詳細は同校【電話】046・889・4203

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