神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2019年3月22日 エリアトップへ

ふるさと名品オブザイヤー “まぐろ肥料”で野菜づくり 栽培キットが大賞

社会

公開:2019年3月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
表彰を受けた桑村さん(写真中央)
表彰を受けた桑村さん(写真中央)

 冷凍まぐろの加工残渣を肥料に活用した「食彩GARDEN三浦やさい栽培キット」が、地域の新たなチャレンジを表彰する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の地方創生大賞(モノ部門)を受賞した。今月13日に内閣府で式典が行われ、片山さつき地方創生担当大臣が表彰状を手渡した。

 食彩GARDEN三浦やさい栽培キットは、ITデザイン制作会社「合同会社オン・ザ・ハンモック」(横須賀市)が企画販売。冷凍まぐろの加工残渣を使った有機肥料・パクチーやバジルの種・プランターがセットになり、家庭で簡単に野菜づくりを楽しむことができる。

三浦の食と職をPR

 同社は、三浦半島の食と職の魅力を伝える民間団体「三浦半島食彩ネットワーク」の事務局を担当。会には地元の農家・漁師・飲食店・種苗会社などが名を連ね、業種の垣根を超えた地域活性化に貢献する独自商品の開発に乗り出した。

 着目したのは、メンバーのまぐろ問屋「三崎恵水産」と「川島農園」が共同でつくる、冷凍まぐろの加工残渣を使った”まぐろ肥料”。三浦の名産と産業をPRする野菜栽培キットのアイデアを得た。

 「贈る人も、もらう人も嬉しい新たな土産物にしたい」と、パッケージには同社デザイナーの桑村宰知子さんが描いたまぐろのイラストやリボンをあしらい、消費者の手に取りやすさも意識。女性ならではのこだわりが評価され、同商品は女性が開発・企画した優れた商品やサービスを県が認定する「なでしこブランド2018」にも登録されている。

 地域の素晴らしさや新たなチャレンジをより多くの人に伝える表彰制度「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」。ヒト・モノ・コトの3分野に分けて選考が行われ、2018年度は172件(モノ部門114件)の応募があった。

三浦版のトップニュース最新6

4月17日から実証実験

かなライド@みうら

4月17日から実証実験

夜間限定で1日5台運行

4月12日

小中学力テストの対象拡大

三浦市教委

小中学力テストの対象拡大

今年度から新プロジェクト始動

4月12日

災害用トイレ足りるか

三浦市

災害用トイレ足りるか

県下33市町村に本紙調査

3月29日

旧三崎中に複合施設整備

三浦地所

旧三崎中に複合施設整備

今秋ごろから順次開業へ

3月29日

浦賀沖でサーモン養殖

浦賀沖でサーモン養殖

若手漁師ブランド化めざす

3月29日

障害者目線で考える社会へ

障害者目線で考える社会へ

合理的配慮 4月から義務化

3月15日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook