岬陽町在住の書道家、袖山武彦(翠碩)さんが揮毫(きごう)した新元号「令和」の書が、三浦市へ寄贈された。先月24日に三浦市役所で行われた寄贈式でお披露目されると、吉田英男市長は「すばらしいの一言。多くの人に見てもらえたら」と喜びの表情で語った。
新時代の到来を市民がともに祝える機運を高めようと、市が文化連盟会長も務める袖山さんへ依頼。偶然にも新元号発表会見で、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の墨書を書いた内閣府辞令専門職の茂住修身(もずみおさみ)さんが、同門の先輩だったつながりもあって、「大変光栄」と快諾したという。
令和の由来となった万葉集の「梅花の歌」のあたたかなイメージに思いを馳せ、2〜3週間かけて書き上げた5点を寄贈。袖山さんは「明るい希望が持てる時代になったら」と筆に込めた願いを話した。
同作品は5月31日(金)まで、市役所本館、第2分館、市立病院、南下浦・初声市民センターの5カ所に掲示されている。
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