記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月31日0:00更新
私が初めて高梨農園の尚子さんにお会いしたのは、2015年の年の瀬。三浦と横須賀の若手生産者に光を当てた座談会特集の取材でした。
年によって生産過多になれば廃棄し、生育不順になると値段は高騰。「野菜はいくらで売れるか分からず、会社を経営する上で不透明」と農業の本質を鋭く語る様子が、今でも印象に残っています。
規格外野菜の活用と定価のある加工品づくりの末に出来たジャムやピクルス、ドレッシングはどれも美味。このほど誕生した大判焼きも新たな三浦名物になりそうな予感がします。