まっすぐに伸びた茎の先でつぼみが膨らむリュウゼツラン（今月２日撮影）
数十年に一度咲くといわれる「リュウゼツラン」。高梨悦子さん宅（上宮田１３８２の３）では、空に向かってまっすぐに伸びるリュウゼツランがつぼみを膨らませている。
30年ほど前、庭に植えた３株のうちの１つで、特別な世話はしてこなかったというが、今春頃から茎がぐんぐんと伸びていった。開花を心待ちにしている近隣住民も多く、「スマホを見たり下を向いて歩く人が多いけれど、少しだけ空を見上げてもらえたら」と高梨さんは笑顔を見せた。
同種はメキシコ原産の常緑多年草。数十年かけてゆっくりと成長し、１度だけ花を咲かせると枯れてしまうという。
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