三浦市内で子育て支援に取り組む「はっぴー子育て応援団」=本紙連載『世界一の素敵親子をめざして』著=は、三浦市と姉妹都市の長野県須坂市・豪州ウォーナンブール市の3都市の特産品を使ったオリジナルジャムを考案。11月17日(日)開催の「みうら市民まつり」で販売する。
同会では「グローバルフレンズ」と銘打ち、子どもの国際的視点やコミュニケーション力の育成をめざし、発展途上国への理解を深めるワークショップを実施。そのなかで、「自分たちも何かしたい」「支援を届けたい」と、子どもたちから意見があがり、途上国支援の募金活動を決めた。「つながるジャム」と名づけた三浦産のサツマイモと須坂のリンゴを使ったコラボレーション商品を、昨年の市民まつりで初めて販売。子どもたちの熱心なアピールで早々に完売したという。
収益はその後、インドの教育環境改善のために寄附され、本200冊を購入。「今年も必要とするものに使ってもらえたら」と、同会メンバーで講師を務める松岡かおりさんは意気込む。
素材の甘み、ギュッと
今回も昨年同様に吉田農園(上宮田)から提供を受け、サツマイモとニンジンの2種を用意。それぞれに須坂のリンゴ、ウォーナンブールのハチミツを使用する。製造も引き続き、横須賀市のジャム専門店「新倉さんちの手作りジャム」が担当。“善意のリレー”で生まれた優しい味わいの1瓶に仕上がった。会長の角田恵美さんは「子どもたちの気持ちが羽ばたくよう、支援してほしい」と呼びかけた。
価格は1個600円(税込)、各200個限定。販売会場は初声市民センター駐車場。
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