がん患者やその家族・遺族が気軽に語り合う「がん哲学外来メディカルカフェ」が、今月15日に三浦修道院(渡辺清子代表=人物風土記で紹介=金田223の6)で開かれた。
医学博士の樋野興夫氏が提唱し、病院や教会を中心に全国各地で開かれている対話を目的とした交流会。この日は市外からの参加者や関係者ら約20人が集まった=写真。
ルールは自分の考えや価値観は押し付けない、相手の意見や考えを否定・非難しない。何も話さず、のんびりお茶を飲むだけでもいい―。
自身の経験を振り返りながら、がんの診断を受けたときの心情などを目を潤ませながら話す参加者もおり、「最初は自分ごとにとらえられなかった」「すべてが終わったと思った」と、本音を打ち明けた。また、闘病を乗り越えた先に見つけた夢について語り始めると、共感や賛同の声があがる場面もあった。「生涯でがんになる人は2〜3人に1人と言われているが、オープンに話す場はない」。市外から初めて参加した女性は「話すことで自分を解放することができて良かった」と笑顔で話した。
次回は4月18日(土)午後1時30分から3時。参加費300円。参加申込みは、同院の西田さん【電話】046・888・7361
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