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甲状腺疾患 「気軽になんでも相談を」 中島内科クリニックに新医師着任
米が浜通の中島内科クリニックに4月から、甲状腺治療を専門とする國井葉医師が着任した。超音波検査を得意領域としており、クリニックの診療機能の強化が図られた。國井医師に聞いた。
─甲状腺とは何か?
「新陳代謝を促すホルモン。分泌が多くても少なすぎても体調不良につながる。患者の大半が女性で20代と50代にピークがある。自覚症状が現れないため見過ごされやすいが、放置すると動脈硬化などをもたらす。喉仏の下あたりに腫瘍やしこりができることもある。大半は良性だが、悪化しないように経過観察する必要がある」
─初期のサインは?
「疲れやすい、首の腫れ、多汗、急激な体重の増減、手指の震え、動悸など。早めに発見できれば対処が可能なことが多い。生理不順とも密接な関係がある。不安を感じたら相談して欲しい」
─超音波検査を専門にしている。
「しこりに細い針を刺して腫瘍が悪性かどうかを判断する超音波検査ができる。のう胞(水が溜まる箇所)を吸引して縮小させる技術もある」
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