新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月から校内での直売会中止が続く県立三浦初声高校で生産された温室メロンが、あす7月25日(土)にさいか屋横須賀店(正面玄関イベントスペース)で販売される。
同校では従来、生徒が実習で栽培した野菜や果物、花苗を廉価で提供する直売会を毎週水曜に開催しているが、コロナ禍で4月から中止に。休校中、生徒に代わって教員が生育管理してきた野菜などが、一時的に行き場を失くしていたが、周辺の農家らが代理販売するなど、販路確保の支援の輪が広がっていた。
今回、協力を申し出たのは、海外町に本社を置く「羽床総本店」。これまで同校産のトマトを使ったパスタソースの商品開発などを行っていた縁で、さいか屋での同社商品のイベント販売に合わせて店頭に並ぶという。「学校の直売はいまだ開催されず、販売し消費者の声を聞くという学習機会が奪われたまま。皆さんに直売所の存在や高校の取り組みを知っていただく手伝いが出来れば」と山本浩司社長。
こうした地元企業の応援に、メロン栽培に携わった農業クラブの長島未歩さん(3年/下宮田在住)は、「嬉しい。とてもわくわくする」と笑みを見せた。
30〜40個の数量限定(売り切れ次第終了)で、価格は600円〜700円を予定。
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