三崎港のうらりに今年3月誕生した新しいフォトスポットが、訪れた人の目を引いている。観光客らが三崎の思い出を写真に残したり、SNSなどを通じて魅力を発信してもらおうと、うらりを運営する株式会社三浦海業公社が制作した。建物の壁面には城ヶ島大橋、海南神社、にじいろさかな号などのイラストを散りばめた懸垂幕が掲げられている。
イラストを手掛けたのは、横浜市青葉区在住の高田圭三さん。高田さんは数々のドラマでアートディレクターとして美術制作を担当。三崎下町がロケ地となったドラマ「ユニバーサル広告社」(2017)撮影時の滞在をきっかけに趣味で三崎の風景や飲食店などを描き始め、その数は120を超える。色鉛筆やボールペンの柔らかなタッチと、写真のような精巧なイラストが特長で、「お世話になった店にプレゼントしたことも。喜んでもらえて嬉しかった」
「人が良くて、うまい店が多い」。幼い頃から釣りでたびたび三崎を訪れていたが、地元住民らと親交を深めるうちに街の魅力に触れたという高田さん。「(フォトスポットをきっかけに)観光客にも下町を歩いてもらえたら」と期待を込めた。
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