木造のヨットやカヌーなどの自作艇を海に浮かべるボートビルダーの集い「Wooden Boat Builders Meeting」が今月14日・15日の両日、横須賀と三浦の市境に位置する矢作海岸で開かれた。
全国の愛好家が持ち寄ったボートは全部で13艇。カヌーにマストを取り付けたセーリングカヌーにスタンドアップパドル、一本の丸太をくり抜き、1年半かけて削り上げたアウトリガーカヌーが浜辺に並んだ。自慢のセーリングディンギーを軽トラックの荷台に載せて新潟県からはるばる駆けつけた男性は、「市販のヨットは競技志向ばかりで、自分が乗りたい艇がない。設計図を頼りに木を製材するなどして2年がかりで完成させた」と笑顔を見せ、帆を広げて海に繰り出した。
WBBMは、自作艇オーナーの情報交換の場として2007年から春と秋に開かれているイベント。楽しみながら海洋文化を発信している。
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